
FUTABA ALTER:NATIVE WEBサイトはコチラ →https://www.alter-native.jp
TEAMヒラクフタバ(代表:嶋田 洋平)は、福島第一原発事故の影響を受けた双葉町の未来に向けた火種をともすためのイベント「FUTABA ALTER:NATIVE」を2025年3月29日(土)に双葉町町民グラウンドで開催します。
「FUTABA ALTER:NATIVE」では、学識者、イノベーター、アーティスト、そして新しい都市計画や地域再生に関心のある200名程度の参加者が一堂に会し、従来の地域再生の枠組みを超えて、双葉町だからこそ描ける持続可能で革新的な未来像を共に探ります。参加者は双葉町が抱える課題や可能性を実際に現地で肌に感じつつ、双葉町の抱える課題と現代の日本や世界が抱える課題を重ねながら、インタラクティブなセッションを通じて、地域再生、都市計画、そしてコミュニティづくりの新たなビジョンをともに炙り出していきます。このセッションが、今後長期にわたり続いていく双葉町や浜通りの復興の火種となることを目指しています。

セッション内容と登壇者:
Session 1: 50年の火種~ 真の持続地域、先端的地域社会とは~
登壇者:
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養老孟司(医学者/東京大学名誉教授)
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林千晶(事業家/株式会社Q0)
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林厚見(SPEAC inc.)
世にも稀有な状況に置かれている双葉町だからこそ、これまでの常識を離れ、焦ることなく真の持続的地域、この先の先端的な地域社会を構想したい。一体それはどのような世界観、社会像だろうか。どのようなパースペクティブで捉え、どんなイニシアチブで何から動いていくのだろうか。この場所の持つ意味や可能性を問いつつ、未来像を描くセッション。
Session 2: 自治のオルタナティブを想像する
登壇者:
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いとうせいこう(作家・クリエーター)
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松村圭一郎(文化人類学者/岡山大学准教授)
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若林恵(編集者/株式会社黒鳥社)
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江良慶介(kurkku alternative)
”自治”を自分たちの実感をベースに自分たちの手で暮らしや未来を選び組み立てていくこと、と定義すると、いま地域で行われている意思決定はそこからほど遠い。資本主義やトップダウン型のシステムへの依存構造の中で物事は自分たちから離れて進んでいく。自治の本質的価値と現代との分断をどう乗り越えていけるのか、双葉町の街並みの中で探っていくセッション。
Session 3: 超実験的都市計画の現実性
登壇者:
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SIDE CORE(アーティスト)
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津川恵理(建築家/ALTEMY)
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水野佑(法律家/シティライツ法律事務所)
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佐々木晶二(都市計画家/元国土交通省)
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嶋田洋平(らいおん建築事務所)
誤解を恐れずに言えば、双葉町はこれまでにない可能性を秘めた都市と言えるのではないだろうか。 人口減少による縮退が地域の課題として論じられるが、もしかしたら双葉町は20世紀の開発的都市計画そのものを全面的に見直して、縮充へと向かう新たな地域づくりのモデルとしての可能性があるのではないかと思う。 双葉町から日本全体の縮退に対する解決策を探っていく。
LIVE & NETWORKING
Live Performance:
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環ROY
3つのセッションで議論されたアイデアを火種に、参加者200名が一堂でさらに可能性を深めていくセッションです。双葉町の未来に向けて、各々が自らの視点や意思を持ち寄り意見交換を行うことで、アイデアを実現に向けて具体化するための方法を模索します。このセッションは、ネットワーキングの場として重要な役割を果たし、参加者同士の協力や新たなコラボレーションを生み出します。
イベント概要情報:
日 時:3/29(土)
カンファレンス・パーティ
場 所:福島県双葉町町民グランド(予定)
JR常磐線双葉駅 徒歩5分
主 催:TEAM ヒラクフタバ
協 力:双葉町役場・ふたばプロジェクト
定員数:200名 (参加費 無料)
イベントwebサイト:
TEAMヒラクフタバについて:
TEAMヒラクフタバは、都市計画や地域再生、災害復興に関わる専門家たちで構成された民間団体です。これまで、双葉町役場と共に町の未来について議論を重ねてきました。今回のイベントは、その議論をオープンにし、さまざまな人々が新たなアクションを起こすためのきっかけを提供します。

